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マダンの光のチラシデータ

光州ーソウルー東京
마당,텐트를 만나다 Tent Meets Madang
野火/들불作・演出 池内文平
共同演出 박강의(朴剛儀/Park Kang-Eui)出演ばらちづこ
정이형(鄭二炯/Jeong Ei-Hyeong)
김호준(金虎準/Kim Ho-Joon)
정찬일(鄭燦一/Jeong Chan-Il)
阿花女
백민(白民/Baek Min)
이만영(李萬永/Lee Man-Young)
박강의(朴剛儀/Park Kang-Eui)
瓜啓史
김다운(金タウン/Kim Da-Un)
최윤석(崔允錫/Choi Yun-Seok)
リュウセイオー龍
오숙현(呉淑賢/Oh Suk-Hyeon)
森美音子
桜井大造
疫蝿以蔵楽士 김종일(金鐘一/Kim Jong-Il)台本翻訳 申知瑛
音楽 大熊ワタル
舞台監督 桜井大造
照明 2Pac
音効 渡辺薫
舞台 和田康 大箭政邦 瓜啓史 渡辺薫 ゐゾウ
衣装 武内理恵 阿花女 白民
字幕 徐柱煕 申知瑛 金誾愛
美術 春山恵美 李彦
映像 キム・ユミ
宣伝美術 水野慶子
恊働・協力
マダンの光・ソウルチーム/문화예술카페・별꼴/スユ+ノモN/スユ+ノモR/でんでん虫工房/具聖牧/박태규/김희련/柳在渕/李鍾旭/羅陽彩/アジュ メディア/マヲ/たお/遥南/押切珠喜/みりん/田中明/五反田まり子/松尾容子/荒牧大道/山谷制作上映委員会/中山幸雄/野戦之月海筆子/独火星・呼 応計画/놀이패 신명

光州公演 4月6日・7日 5・18自由公園
ソウル公演 4月11日・12日 光化門/ひらかれた市民マダン

東京公演 6月23日(土)・24日(日)午後6時/開場 6時30分/開演(受付は午後5時から)
■夢の島公園 特設テント(江東区夢の島/第五福竜丸展示館前)
■電車:地下鉄有楽町線・JR 京葉線・りんかい線「新木場」駅下車 徒歩12分
■バス:地下鉄東西線「東陽町」から都バス(東陽町-新木場、東陽町-若洲海浜公園)「夢の島」下車 徒歩7分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日時 5月24日 25日 PM8時開演
場所 光州5・18自由公園 野外劇場(地下鉄尚武駅下車徒歩10分)
作・演出 池内文平 桜井大造
出演 ばらちづこ 森美音子 つくしのりこ WAKAME ソンビョンス 桜井大造 リュウセイオー龍 池内文平
翻訳 具聖牧 金恩愛 舞台 村重勇史 中山幸雄 音楽 小間慶大      音効 鈴木大介
映写 伊井嗣晴
衣装 おかめ
宣伝美術 水野慶子
照明 池内文平 押切珠喜
記録 永田修平
■ 押切マヲ なっつ 和田康 小見憲 遠藤弘貴 阿久津陽子 板橋裕志   共働・

参画・加担への誘い

私たち「マダンの光」は、この五月に「光州蜂起」25年を期して韓国・光州市でひらかれる「光州アジアン・アート・ステージ(光州マダン)」に参画しようとする演劇人のあつまりです。主なメンバーは、このクニのテント芝居集団である「野戦の月・海筆子」と「独火星・呼応計画」で活動する者たちで、80年代に日韓連帯運動の場で隊伍をともにしたテント劇団「風の旅団」の流を汲む者たちです。
私たちは、「光州マダン」の企画者から、この催しへの参加を打診されましたが、結論から先にいうと、それは断りました。というのも、近・現代の日韓(朝)関係の現実のなかで、私たち日本の表現者が公的資金を使って韓国に出かけてゆくことはとても了解できないことだったからです。折しも本年は日韓条約40周年にあたる年です。日韓両政府は、「北」との関係を含めて、何かにつけ、これを喧伝し、新しくもない「新時代」を言挙げして、現在もなお続く両国間の未解決な歴史的諸問題にフタをしようとするに違いありません。私たちはこうした思惑に、これまでそうであったように、今回もまた一線を画したいと思います。
むろん「光州マダン」の企画自体は、そのようなものとは無関係であることはいうまでもありません。ただ私たちとしては、くりかえして言いますが、どのような形にしろ、公的資金によって運営されるであろうどんな企画にも積極的には参加できないのです。皮肉な言いかたになりますが、これは帝国主義本国人としての最低の心構えなのです。
とはいっても、「光州マダン」実行委の厚意や、それまで培ってきた企画者たちとの友誼を無にすることもできません。ものごとの始まる一歩手前で足踏みしたり手を拱いてばかりもしていられません。そこで私たちは、実行委員会に無理を言って、相互の信頼関係のうえで「非・招待作品」としての参画を提案しました。その結論はまだ出ていませんが、いままでに2回の訪韓と日常的な通信のやりとりでそのような方向で話はすすめられています。
「非・招待作品」というのは、本企画期間中に、企画者と協同して、本企画とはまた別の「場」をつくり出すということです。そしてそのふたつならが大きな「光州マダン」を形成してゆくというものです。具体的な方法についてはいまだ話し合い中ですが、いずれにせよ、私たちは責任の一切を私たち自身がもって、「光州マダン」に参画してゆこうと思っています。
参加作品は、げんざい作家(池内文平)が執筆中ですが、外題は『新しい天使-月にいちばん近い丘まで』といいます。「新しい天使」とは、むろん、自由を求めて、ついにピレネー山脈を越え得なかったW・ベンヤミンに由来していますが、「月にいちばん近い丘」とは、いうまでもなく「自由光州」で闘い倒れたひとびとがいまも眠る「望月洞」を含意しています。おそらくそれは、1980年5月の光州ばかりではなく、そこから千キロ離れたこの地と、25年を経た現在を撃つものとなるでしょう。(約1時間半の中編)…
以上が現在までの私たちが「光州マダン」に参画する基本的なスタンスと進捗ぐあいです。
そこで!これを読むひとびとにお願いがあります。どうか、私たちの「光州マダン」に加担してください。私たちは、芝居づくりはお手のものですが、それでも海峡を越えるとなると多くの問題が山積です。
まずはコトバの問題。芝居は主に日本語でやりますが(韓国の俳優も参加予定)、そのハングル訳をプロジェクターで投影しようと考えています。その翻訳がひと仕事です。どなたか、両国のコトバに堪能なかたのご協力をお願いします。たぶんチームを組んでの作業となりますが、どうかよろしく。
その他、器材のシステムのちがいや、現地事情など、次々に難問が惹起してくるに相違ありません。これは!と思いつくことがあればお教えください。
未熟な私たちの無謀な行為に、ぜひとも共働・参画・加担してください。実費以外、無償になりますが、うまい酒がのめることだけはうけあいです。

2005年3月
「マダンの光」一同(文責・池内文平)

 



あなたたちはテントを立てて、私たちはマダンにむしろを敷いて・・・

4/9 ハンギョレ新聞記事(日本語訳)より

公園にテントで公演場をつくって80年光州・原発事故などを呼びおこす「消された人たち」が話をする場

「私たちは場所に意味を与えるのではなく、場所から意味を与えられるのだと考えます。なんでもないような空間にも、そこにだけ積み重なってきた歴史があるじゃないですか。「見えないけど何か知らないものがここにある」と見るってことですね。」

さる6日、光州市518記念公園では青色の大型テントが新たに建った。高さは6メートル、横に20メートル、300名が座れる巨大なテントの中では、韓国語と日本語がごっちゃに出てくる独特な公演が展開されていた。日本のテント劇団「野戦の月」「独火星」と光州に拠点をおき活動するマダン劇団シンミョンがともに準備した演劇「野火」だ。

演出家の池内文平(59)によると、公演の一隅、あいていたマダンはそれ自体で演劇を可能にする存在の根拠になった。公演の前、強風によりテントを二度にわたり建て直さなくてはならなく、夜の7時から10時まで続いた演劇の本番のときにも花冷えにおそわれた。しかしマダンの中のテントに三々五々あつまった観客70名は、ひざの毛布と横の人の体温を燃料にして3時間のあいだ、俳優とともに泣き笑った。

全4章で構成された演劇は時空間を超越し存在する「歯車のように消耗される人びと」を呼び出す。地下700メートルの炭鉱に閉じ込められたチリの鉱夫、危険を顧みず原子力発電所で仕事をする日本の労働者、1980年光州で活動した「野火夜学」の人びと、一日中立ち仕事をするキムパプ屋の店員、日帝強制占領期に日本軍に徴収されインドネシアに行き現地独立軍に引っ張っていかれた朝鮮人「梁七星」まで・・・。一度に集まることのできないかれらが、テントの中であつまり対話し、ともに踊り歌う。少年「ウリ」はなにも書かれていない地図をもってこの人物たちの記憶にそって旅行する。日本人俳優は自然な日本語で、シンミョンの団員たちは濃い全羅道の方言でそれぞれ話をするが、言語の壁はない。みなお互いの言葉を理解する。観客のために日本語のセリフのときに韓国語字幕が出るのみだ。

「野火」の人物たちは、特別な脈絡なく登場し、消えていく。各自記憶を話しながら、長いセリフを吐き出すが、それぞれの記憶は簡単な言葉で整理されはしない。しかし際限なく脈絡を破壊し意味を解体しながら、到達した最後の場面で恍惚の境地を味わえる。脳性まひの青年は輝く火の下に白い紙の花びらをあびながら美しい動きを広げる。かれは踊りながら「私がここにいる」と言う。演劇はバラバラに散った記憶の破片を集めたのちに、最終的に「この場、存在」を刻印する。

「野戦の月」と「独火星」は1983年から30年近く日本の東京を中心に活動してきた。「野火」を書き、演出した池内文平と出演俳優桜井大造がともに「風の旅団」という劇団をつくって以来、分かれたりくっついたりを重ねながらいままで命脈を保っている。大衆劇よりも従軍慰安婦、天皇制などを前面に扱う作品を作り、日本現地の演劇界ではたびたび論争を起こす。

運営方法も特異だ。俳優・スタッフはみな稼ぎのあてをほかに持っている。新聞社文化部記者出身の池内は出版業界のフリー編集者だ。ほかの団員も雑誌寄稿、放送局小道具担当など、職業を持っている。かれらは自費を割いて劇を準備し、日本各地、台湾、中国などで招聘公園もした。公演ごとに毎回違う場所にテントを建てる。演劇がおわったらテントは痕跡無く解体される。韓国公演はさる2005年以降はじめて。劇団は韓国の518民主化運動に対し深い関心を持っている。池内は「おそらく当時の韓国よりも日本のほうがより多い情報がはいってきただろう」と言い「同時代の光州を経験した」と言う。「野火」という題目も「70年代末光州に「野火」という夜学運動があった事実と80年518抗争直前に光州市の全羅道庁前にたいまつを燈しデモしたことに着眼しこのような名前をつけた」と言った。ソウル公演は11日12日光化門の市民ヨルリンマダンで開かれる。ソーシャルファンドサイトのトンブルブックで事前で参加申請をすればいよい。( 朴ボミ記者)

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